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このタイトルにある英文、ご存知かもしれませんが、間違った言い方でございます。
えーっと、まずは失敗談から話したいなぁと思います。苦笑
読んでくれているあなたもひょっとしたら経験していたりするかも。
シドニー時代、学校に通うようになって数ヶ月してから、友人数人と遊園地に
行ったのですよ。Wonderland という、2004年に閉園した遊園地がシドニーに
ありまして。
そこでジェットコースターに乗ったのですよ。で、もちろんエキサイトしていて
「ものすごく興奮した!」って言ったつもりが、その場にいたみんなの顔が「?」
ってなって、でも「あ、興奮したのね!」って、なんとなく通じたのですね。
で、今度は高いところから急降下するタワーに乗ったのです。そこでも同じく
「ものすごく興奮した!」って言ったつもりが、またも「?」ってみんなの顔に。
遂に友人が、"You don't say ‘I am exciting'. You say 'I am excited'."と教えてくれまして。
その場では、「ほほー、おっけー!」って感じでしたが、家に帰って色々聞いてみたらば、"I am exciting"と"I am excited"には大きな違いがあるのだよ!と教わりまして。
でも、何がなんだか、さーーーーーっぱりわかりませんでした。
余計「んんんん?」となり・・・・何が一体違うのさ?って。数日間悩みましたよ。
で、ある日、学年が違ういとこと一緒に学校から帰ってまして。
いとことの会話が以下の通り。
いとこ:Hey, anything interesting today?
私:English class was interested.
かくして、学校から家までの徒歩30分強はレッスンの場と化しまして。
いとこ曰く、I am interesting と言うと、私は興味深い人です、という事になって、
I am interested は何かが興味深い(何かに対して興味深い思いを抱いた)という事になる、と。で、-ing には、「何か」が発信することで成り立っていて、-ed は「何かに対して」感じること(要は受信)で成り立っている、と。
なので、English class was interestedは、「English class君が興味深い思いをした」、
ということになるよ、と。
ここは、むしろ English class was interesting という言い方が正しいということなのですね。
英語の授業自体に「何かから興味深さを感じとる」ことはできません。
何かに対して思いを抱いたり、感じ取ったりすることは、無機質なものにはできませんよね。でも、私が英語の授業に対して興味深く感じることはできます。
そのときは、I am interested in English class(英語の授業に興味がある)や、
English class was interesting(英語の授業は興味深かった)という言い方ができます。
と、いとこの解説。ここまできて、なんとなーーく納得した私。
でも、例えば、私でなく、English classでもなく、何か別の状態で思いを述べたいときは
どういうの?
他の単語だとどうなるの?という新たな疑問が出てきまして。
応用が効かない私がそこには居ました。。。
English classでなんとなくわかったつもりが。。
たとえば、「この問題は複雑だ」って言いたいとき。
This question is complicating というのか、
それとも This question is complicated というのか。
このexciting, interesting, complicated、これはもともと動詞(excite, interest, complicate)に -ing/-edを用いているので、いわゆる動詞の現在形や過去形に見えますが、
実は動詞ではなく、形容詞(~である、~だ、~い)なのですね。
形容詞、I am tall.や He is nice.という言い方で、tall/niceという、
物事の状態を述べるときに使われます。
その、tall や nice といった一般的な形容詞のみならず、
原形が動詞のものも形容詞として使われます。その際に-ing/-edを用いるのですね。
例えば、動詞のexcite。これは「興奮させる」という意味があります。
で、これを I am exciting、と書くと「私は人を興奮させる人」(無理矢理言えるけど、
普段は言いません)。
I am excited、は「私は興奮している」になるのです。
そして interestという動詞の意味は 「興味を起こさせる」です。
I am interestingは、「私は興味を起こさせる・興味深い人(私という人物が興味深い物事を発信している)」となり、
I am interestedは「私は(それが・それについて)興味深いと思う」となります。
-edは受信、-ingは送信という捉え方、最初は日本語にする際に少し混乱してしまうかもしれないですが、すぐに慣れていきますよ(^^)
さて、ここでちょっと練習をしてみたいと思います。
1. annoy (いらだたせる・迷惑をかける)
隣の人の騒音はいらだつ The neighbour's noise is annoying.
隣の人の騒音にいらだつ I am annoyed by the neighbour's noise.
2. amaze (びっくりさせる・感動させる)
彼の絵は感動的だ His picture is amazing.
彼の絵に感動した I am amazed by his picture.
3. disappoint (失望させる)
飛行機の遅れは失望させる The delay of the airplane is disappointing.
飛行機の遅れにがっかりする I am disappointed by the delay of the airplane.
どうでしょう?
日本語にするとあまり変化が無いのが混乱を招く元なのかも知れません。
なので、ここは日本語ではなく英語の主語に着目していきましょう。
要は、あなたがどう感じたか、物事(人物)がどういう状態を与えたか、
という事なのですね。
従って、
This question is complicatingとThis question is complicated、
この場合はもしあなたが質問に対して混乱(複雑な思い)してしまったら、
This questions is complicatedという言い方が正しいのです。
This questions is complicatingは、その質問自体が何かに混乱(人に複雑な思いを抱かせている)をきたしているなら言う事もできます。
(This question is complicating the problem = その質問は問題を混乱させている)
以下の単語で例文を作ってみてはいかがでしょう?
あなたが受け取った思いなら、-ed、物事(人物)が与えた思いなら-ing。
a. depress(意気消沈させる)
b. impress(感動される)
c. astonish(ひどく驚かせる)
d. galvanise(刺激させる)
e. debilitate(弱らせる)
f. confuse(困惑させる)
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コメントにて例文を送ってみてくださいな☆
さてさて、恒例の一言フレーズコーナー。本日は、コレ
can't (doesn't, won't etc) see the forest for the trees
でござい。
これはいわゆる格言というかね。
木ばかりを見ていては森を見る事はできない、ということですが、
(for は「~で」と訳して、直訳すると「木で森が見えない」)
遠回しに、「一カ所に集中していたら全体を見る事ができない」
という意味ですね。欠点や細かいところばかりに目を向けて客観的になれていない
状態のときなどにこの表現を使ったりします。
例文)
She is so caught up with his flaws that she doesn't seem to see the forest for the trees.
to be caught up -- ひっかかる
flaw -- 欠点
My boss is very picky with all the details. He is not seeing the forest for the trees.
picky -- 細かい
Okay, I hope I am not confusing you (^^)