2014年09月28日

『5分でできる電話応対①・職場編』+来月のテーマ

さて、もう9月も終わりに差し掛かっております。
バンクーバーの夏も遂に終わりました。今年の夏は長かったほうで、
私は予想以上に満喫できたなぁと思います。日本から友達も来てくれたし、
アルバータからも親戚がたずねてきてくれたり。

そして冬には日本に一時帰国します。東京には4日間と短い滞在ですが。。。
日本での家族や友人との再開が待ち遠しいです!

さてさて。
10月ですが、After Five English 「5分でできる」レッスンシリーズ
(ネーミングしております)の月間テーマは以下の通り!
『海外留学・滞在』

テーマは英語を使う上での大まかなソーシャルシーンを掲げていこうかと思います。
9月は『職場』を主に扱いました。11月はまだ未定ですが、『教育(海外での教育、
留学先での授業等』をカバーしていきたいなとうっすら思っています。
12月は年末なので『ショッピング』か『イベント』でやっていこうかと思います。
でも、これらはあくまでも予定でして。
読んでくれているあなたの提案で全然変わってくるかもしれませんよ!

他にも『友達・出会い』、『海外旅行』、『ヘルスケア』、『交通機関の利用』
などなど、多少クロスオーバーする所もあるかもしれませんが、復習や応用と捉えていただければと思います。

『海外留学・滞在』では以下のトピックを予定しています!
・ホストファミリー先でのちょっとした会話
・ローカルな生活(買い物先・美容室などでの店員さんとの会話)
・飲食店での特定のメニューについてのリクエストおよび注文
・タクシーでの移動
・道案内、尋ねる側と尋ねられる側

さあ、Podcast Timeですよ。
電話系だけあって、若干レベルは高いかな、思います。
ので、月曜一発目ですがガッツリとチャレンジ精神満載でもって挑みましょう!!!

(Podcastはここからです)
Podcast (ダウンロードできない際はここをクリック)
(Podcastは6分半ほどです)

今日はですね、職場で絶対に避けて通れない「電話応対」です。

海外と取引している仕事に就いている場合、時差もあるかと思いますが、
多からず少なからず電話を取る機会はあると思います。
今まで英語での電話を避けていたそこのあなた!

これで克服できたらいいなぁと思います。
そしてご安心ください。
このシリーズは2度に渡ってやっていく予定ですよ。

今日は、留守電メッセージを聞き取る練習をしようかと思います。

*一度目の再生
1)まずは、どんな内容かを注意しながらサラッと留守電を聞いてみましょう。
留守電の利点は、何度でも聞き直せることですね。音声はじゃっかん悪いかも
しれませんが、何度でも聞き直してトライできます。

*二度目の再生---以下の項目をふまえてできるだけ多くの情報をゲットしましょう!
そして再生は何度でもオッケー!

2)What's the name of the caller? 誰から電話でしたか?下から選んでみましょう!
a. Jenny (ジェニー)
b. Judy(ジューディー)
c. Geenie (ジーニー)

3)What did she say? 電話の話し手は何を伝えていましたか?
a. The estimate is not ready
b. The estimate is sent
c. The estimate is ready

4)What is her phone numebr? では、電話番号はどうでしょう?
a. 778-834-3140
b. 788-824-3140
c. 778-824-3140

5)When does she need a call back by? 何時までにかけ直して欲しいと言っていますか?
a. by three o'clock Thursday
b. by two o'clock Friday
c. by three o'clock Friday

Awesome job!

正解は以下の通りです。
2)b. Judy
3)c. the estimate is ready
4)c. 778-824-3140
5)b. by three o'clock Friday

では、ボキャブラリーに注目。estimate (the estimate / an estimate)
以下がスクリプトですよ。Let's listen and read.

(Phone Message Script)

Hi, this is Judy.
I just wanted to let you know that your estimate is ready.
If you could please call me back before 3 o'clock on Friday, that would be perfect.
My number is 778-824-3140.
Thank you.

ちなみに、778ナンバーはですね、バンクーバーのローカルナンバーです(^^)
電話番号ですが、確かに3140が2140に聞こえるかもしれませんね。
これはかけ直す時に2140と3140の両方かけてみるというのも一つの方法ですね。
では、ちょっとリピートしてみましょうか!

最後に、ちょっと難易度が高いですが、別版メッセージを残します。
以下の点を聞いてメモを取る練習をしてみましょう!

Who called:
Phone number:
Call back by when:
Message:

質問はいつでもコメントで大歓迎ですよ♩
そして、このPodcastとブログがあなたの役に立てたかどうか、感想等も是非お聞かせ
ください。
Give it a try!


posted by 大森くみこ at 16:00| バンクーバー ☀| Comment(0) | 職場の英語 | 更新情報をチェックする

2014年09月22日

5分でできる「ちょっとした会話(職場編)」+ ゴールへの手段



英語の習得は長い道のりです。

人それぞれの習得スピードがあります。

言語の習得はなかなか前に進みにくい時がありますよね。

なぜ英語を話せるようになりたいのでしょう?

資格を取りたい?
旅行先で使いたい?
友達を作りたい?
IELTSでいいスコアを取りたい?

目標は色々ですよね。個人の大事な目標が存在するはず。

ゴールを設けたいな、と思っているあなたに、方法を紹介したいと思います。
その名もGPS。

まず、あなたが持っている目標を改めて書いてみましょう。
書き出す時は具体化されているといいでしょうね。

例えば、「英語が話せるようになりたい」。をもっと具体化するのです。
どのように、どこで、なにを、を念頭に。

なのでこんな風にもできます。
「海外で英語を使いたい」をもっと具体化させて「英語で食べ物を注文したい」や
「字幕無しでホテルのテレビが見れるようになりたい」
という具合に。

ここまで具体的だと、今度は何をすべきかなんとなーく見えてきませんか?

今度は、小さいゴール・できるようになるゴールを5つ、設けるのです。
あなたができるだろうと思うゴール。
なんだってオッケー。

例えば、「英語で食べ物を注文」できるようになるには、

1)食べ物の英語を覚えることができる。
2)サーバーが何を話しているかわかる。
3)レストランでの会計方法を知る事ができる。
4)特別なリクエストをすることができる。
5)一連の注文ができるようになる。

こんな風に絞ると、それを達成するのにどんな道を歩むべきか、
ちょっと見えてきませんか?
この場合、英語のメニューを見てみる、サーバーとゲストが会話しているシーンを
Youtubeで検索してみる、会計方法が書いてある現地ブログなどを読んでみたり、
リクエストをする際に使うフレーズを調べて使ってみたり、そしてそれを最終的に
アウトプットする練習を重ねてみたり。ちょっとイメージを掴んでおくのです。

ゴールを計画するのって、とても大事です。
それは英語のみならず、ですよね。

車に乗って、目的地に向かう時にナビを使いますよね?
ナビはよほどポンコツでないかぎり、的確に目的地へのガイドをしてくれます。
GPSですね。(Global Satellite System)
これの、英語版GPSがあります! 
それは Goal Plan Strategies!(同僚の略語アイディアを拝借しています)
ゴールを計画する手段、ですね。


GPSのごとく、目的地に向かう手段を設けるのです。しっかりと。
そして、時間設定をするのです。
上の1から5を一ヶ月以内に終わらせる、などとにかく書いておいて、チェックリスト
を作って目に見えるところに張っておくもよし。

私のブログやPodcastが、あなたのゴールのお手伝いができているなら、
それは本望です。

5分でできる「ちょっとした会話」職場編
今日は、5分でできるちょっとした「自己紹介の続きの」会話です。
前回のPodcastでは自己紹介を練習しましたよね。
その会話の続きで、今度はこんな会話を練習します。

まず、会話を聞いてみましょう。


A: How long have you been working here?

B: Not long. About a month.

A: Where did you work before that?

B: At Spectrum Energy.

A: You’re kidding! So did I!

B: Wow. It’s a small world!


自己紹介から続くこの会話では、現在の職場でどのくらい働いているかを聞いており、
互いの前職場が偶然一緒だったことに驚く、というシーンです。
期間を聞きたい時に使える how long have / has ---- been ---ing? の疑問文、
これはとっても便利で使えるものなのです。

ここで注意しないといけないのは、---ingが使える動詞と使えない動詞がある、
ということです。

How long have you been ---ing? これ、I have been ---ingの疑問文ですが、
どのくらいの期間(またはいつから)---をしているか、を説明するときに使えます。
今でもそれが継続されているのが特徴です。

How long have you been working? の working、これはアクションがわかる動詞ですよね。こういう動きがある動詞(動作動詞)は ---ing が使えます。

一方、How long have you been loving? など、期間としては一定以上のものがあっても、
動作としてはいまいち動きがはっきりとしない、曖昧な動詞があります(状態動詞)。
このように、状態を示すような場合の ---ing は使えません。(live, love, like など)


So did I に注目。これは Me, too と同じ意味を持っていますが、
もっと動きに対して使えます。そして、did の部分には違う動詞が入る事もできます。
以下参照。
A: I am from Japan.   B:Me, too.  So am I.
A: I worked in Canada.   B: So did I.  Me, too.

動きに対して使えるように癖づけてみましょうね。
ちなみに、So I didは「なので(従って)、私はやった」という、全然違う意味合いに
なります。語順に気をつけましょうね。


You're kidding! は「うそ!?」や「ほんとに!?」「信じられない!」
という表現で使えます。他にどんな英語の表現があるかな?
例) Incredible! / Really? 他にも考えてみましょう(^^)


さて、この It’s a small world! 、これは読んでみてどんな意味合いがあるでしょう?
直訳は、「世界は小さい(狭い)ね!」ですね。これはよく使われる表現です。
どんな時に使われるかというと、まったく面識の無い初対面の人などと話していて
お互いなにか偶然共通の知り合いがいたり、一緒の職場にいたり、
実はお互い遠い親戚だったりしたら、それはもう It’s a small world! なのです。


では、まずあなたがA になって質問を投げかけてみましょう。

そして、慣れたら他にはどんな質問を初対面の人にできるか考えてみましょう。
次にBになってみましょう。繰り返し練習してみましょうね。
イントネーションなど、確認してみましょう。

どうでしょう?使えそうかな?どれが使えるかな?今日の英語のゴール、決まったかな?
Ok, now you can make a small talk with someone you’ve met for the firsttime!

Go for it!


posted by 大森くみこ at 06:27| バンクーバー ☀| Comment(0) | 職場の英語 | 更新情報をチェックする

2014年09月14日

5分でできる「自己紹介」:職場編&自分だけの本。

こんにちは。
秋がそぞろと近づいているのが肌で感じ取れる今日この頃です。
なんてったってね、風邪を引いてしまいましたからね。苦笑
季節の変わり目の体温調整は幼い頃から苦手でして。


自己紹介でもお話しているのですが、私が講師として働いている学校は、
カナダの連邦政府移民局直下で運営されている学校ですが、
以前は州政府によって運営されていて、今年の4月から色々と変化があったのですね。

多くある組織的な変化とは別に、生徒に直接関わる変化が間もなくやってきます
(というか、もう実現しているところもあるのですが)。

それは何かというと、ゆくゆくは「テストがなくなる」のです。

今までは、次のレベルに進むには、リスニング・スピーキング・リーディング・
ライティングの4つのスキルにおいてテストをし、うち3つのスキルで合格すれば
次のレベルに進級するという形式でした。

けれど、ゆくゆくはカナダ全体の移民専用英語教育機関では全て、それが廃止される
予定です。まだ先の話ですがね。


じゃぁ、なにを基準にしていくの?


ズバリ「自分の本」が基準となります。



これ、結構ざっくり言いましたが、いわゆる過程をすべて記録にとどめた
生徒一人一人のバインダーを用意し、そこに今まで受けた授業内でのテスト(アセスメント)を収めるのです。


カナダではこれを Portfolio Based Language Assessment と読んでいます。略してPBLA。

私の学校では、とても優秀な上司が一足先にこのPBLAの実施を可能にし、
今は全ての講師がこの方法を使って生徒一人一人の習得過程をモニターしています。

第2回目のブログで記述したELSA (現LINC)は、大人の人の英語習得プログラムです。ESL(一般的に言う第二言語習得プログラム)とは異なり、カナダで生活していくうえで習得していくべき事項をふまえたプログラム、いわばサバイバルイングリッシュの
要素が大きく含まれます。


LINCでは、毎月決められたトピックに沿って授業は進められていくのですが、
月の最後には「これができるようになる」という明確な目標を持って授業に挑みます。
なので、PBLAに入るアセスメントも授業でカバーしたものが入ります。



たとえば、今月は「Employment」でして、その中で、私のクラスの生徒は10の職業を
しっかり英語で表記できるようになる、という目標を掲げています。
ある程度練習した後に、演習がてらちょっとしたテストを行います。
そのテストをPBLAのバインダー(本)に収めるのです。
授業でもらったプリント等はこのバインダーには入れません。


そうして色々な記録をしまっておくことで、生徒一人一人が、どんな風に習得してきたかをしっかり把握していくことが可能になります。そして仮に生徒が引っ越して同州の他の学校や、他州の学校にいくことになっても、政府のプログラム(LINC)を実施しているのであれば、バインダーは引き続き使用できるのです。


実は、オンタリオやマニトバ州にはこの方法は既に採用されていまして、
BC州の本格上陸は間もなくなのですね。

でも、この方法を日本で採用できたらどんなに効率的なのか、って
考えちゃったりします。


なんてったって、生徒に自主性が芽生えます。

私が感じた大きな違いは、まず、自分で出席を取るので、カレンダーを見て遅刻や欠席が目立つ生徒が「あれまー!」と自覚するのです。そして、出席率が歴然と良くなりました。

あとは、時間さえあれば、バインダーに入っているテストを復習している生徒も見受けられました。とくにスピーキングは色々と工夫しているのですが、生徒たちがしっかり自分の記録が入っている音声資料等にアクセスしているのです。



というわけで、PBLAの話は追ってまた書いていきたいと思います。

さて、今月の学校のトピックが「Employment」なら、私もEmploymentで
攻めて行こうかと。笑

------------------

今日のPodcast/音声ブログはですね、「5分でできる「自己紹介」:職場編」です。
でも職場だけでなくても、会話のきっかけを作るうえでは役に立つと思うので、
是非参考にしてください。そして、練習してみましょうね。


まず、会話を聞いてみましょう。


次に、以下のスクリプトを読みながらリピートしてみましょう。



A: Nice weather today.

B: Yes, it is. Beautiful.

A: You know, I don’t think we’ve met. I’m Kumiko.

B: Hi, Kumiko, I'm Adam. Nice to meet you.

A: By the way, I like your jacket.

B: You do? Thanks.


さて、スクリプトを見てみると、まず、会話の始まりに天気の話をしています。
お天気や食べ物などについては会話を始める格好の手段です。
そして nice 以外にも色々な形容詞を使うことができますよ。


いい天気の場合と悪天候の場合の形容詞、色々思いつきますか?
いい天気:nice / great / beautiful / gorgeous / excellent + weather today
悪天候:crazy / bad / miserable / awful + weather today


では、素敵な食事だね、と言いたい時はどうでしょう?
Great food! / Nice food! / Delicious food! / Beautiful food!

といった具合ですね。


そして、”I like your jacket”に注目。
社交的である&会話が続く秘訣は、相手の何かを褒めることにあるでしょうね。
でも、あまり容姿に関しては控えたほうがいいです。特に職場では初対面の人に対しては好ましくないでしょうね。相手が身につけているアクセサリーや洋服までにとどめておくといいでしょう。

アイテムでいうなら、jacket, tie, shoes, bag, shirt, glasses などでしょうね。

さて、英語ではよく “You know” を会話の合間にごく自然に挿入します。
これには色々な意味があるのですが、 “Do you know”とはちょっと異なるのです。
むしろ、”Right?” や “Don’t you think so?” に近いかな。

なので、ここでのYou knowは、「私たち初対面だよね?」みたいなニュアンスで
使われています。

By the way, これは、「ところで」です。接続詞みたいな扱いですね。
話題を変える時にとても有効なフレーズですよ。

さて、いざ練習です。


まず、あなたがBとなって会話にチャレンジしてみましょう。
まずはスクリプトどおりに話してみてくださいね。
慣れてきたら、自分なりにできるならフレーズを変えてみてもいいでしょう。
例えば天気の箇所を食べ物や音楽にしてみるとかですね。

同じ要領で、Aになってください。
近くに友人や家族がいたら、巻き込んで練習するのもありです!

どうでしたか?

このまま誰か初対面の人に話しかける自信、是非つけてくださいね。
You can do it! Use it! Have fun introducing yourself (^^)

Voice Act by Adam and Kumiko



A5ELOGO


posted by 大森くみこ at 14:29| バンクーバー ☀| Comment(0) | 職場の英語 | 更新情報をチェックする

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