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今日はイースター前日の土曜日です。
イースターってご存知ですか?
日本ではイースターを祝う習慣が無いからあまり耳にしないと
思いますが、カナダでは殆どの週がイースター(日曜)を挟む
金曜と月曜が休日となります。
今年のイースターは4月20日の日曜日でしてね。
若干長めの連休となります。
このイースターホリデーでは、特にキリスト教の人たちは教会に
足を運び、幼いお子さんがいる家族では近所で開かれるイースターの
イベント(エッグハンティングやフェイスペイントなど)に参加したりして過ごします。
大方の人たちは晴れたらピクニックに行ったり、連休を利用して遠出したりします。私はその大方の人たちの部類に入りますかね。。
イースターは、クリスマスの次といっていいくらいに大きく扱われるホリデーです。でも今年のイースターホリデーは雨多し・・・・苦笑
さてさて。
今日はですね、前回のブログ記事(&Podcast)、
「英語で面接!-準備編-」の続編でございます。
前回の記事では面接に関する単語、フレーズを紹介、そして、
海外で特に仕事探しをしている方に注目してもらいたく、
履歴書の渡し方における短い会話を紹介しました。
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さて、今回はですね、北米で仕事探しをしている方に特に役立てればと思うのですが、仮に日本の外資系の企業にて英語で面接する際にも参考になればと思い、先週の続編とさせていただきます。
いざ、面接に行った際の「禁じられた質問」をいくつか紹介したいと
思います。
雇用主はあなたについて多くを知ろうとします。
これはどの職場での面接でも同じですよね。
あなたに興味があって雇いたいがために面接をするのですもの、
会社への貢献度やあなたの歴史を知りたいのは当然です。
でもですね、してもいい質問としてはいけない質問があるのですね。
これは参考までに。特に北米ではですが、以下の質問は法(差別法)に触れるので、雇用主(面接官)は質問できません(ただし、質問が仕事内容や資格に直結するのであれば違法ではない)。仮に質問されても答える必要が無いです。
以下、質問をリストしますね。
・配偶者の有無
結婚している人としていない人とでは、勤務時間や貢献度に差が出ることもありますが、この質問は被面接者の結婚に関するステータスや性的関心を探ることになります。これは差別にあたるのですね。
・子供の有無
雇用主は仕事への貢献度を知りたくても、子供の有無をストレートに聞くことはできません。でも、「一日に何時間働けるか」「移動を要する仕事だが、仕事以外に責任を背負っていることはあるか」等の質問をされるかもしれません。
**結婚しているから、子供が居るからといった理由で不採用にするのは差別法にあたり、違法となります。仕事以外でも責任を負うことがあっても勤務に差し支えなければ問題ないのです**
・国籍
英語にアクセントがあると、「どこ出身?」このような質問を投げかけられるのはごく自然なことかと思いますが、これは国籍を聞くという個人情報になります。でも、「この国で働く許可はおりているか」という質問はできるのです。
・英語が第一言語かどうか
英語が第一言語かどうかという質問は、面接の場ではできないのです。
でも、言語の堪能度を知るために、面接官は次のような質問ができます。「他に読み・書きができる言語はあるか」
・勤務年数
会社や業界での勤続年数、この質問は、あなたの年齢を知る手がかりとなります。同じように、何年に学校を卒業したかという質問も面接官はできません。誕生日も聞くことは禁じられています。
・宗教上の休日取得の有無
宗教に関する質問は個人情報になるので、このような質問はできません。ただし、「日曜日は働けますか?」という形の質問になります。
・逮捕されたことがあるか
雇用主が被面接者に逮捕歴を聞くことは法律上認められておりません。しかし、受刑経験の有無は聞くことができます。
・負債額の有無
犯罪歴同様、仕事に差し支えが無い限りこのような質問をすることはできません。もし仮にしても、あなたの同意・許可が必要になります。あなたの金銭事情(資産の有無など)についての質問も法律で禁じられています。
他にも差別に当たる違法質問が細かくありますが、まず上記の質問は
違法となっております。
もし質問されても返答する必要はありません。
上記の質問をされても、以下のように返してみるのも一つの手です。
"Could I ask the purpose of your question?"
「質問の目的を聞かせてもらえますか?」
"I don't mean to be rude, but I would rather not answer that question"
「決して無礼な意味ではないのですが、返答を控えさせていただきたいと思います」
"I'm sorry, but do I have to answer that question?"
「失礼ですが、そのご質問にお答えするべきなのでしょうか」
あくまでもあなたの経験や資格を会社に活かすべく、あなたの能力を
知ることが面接の大前提であって、あなたの私生活(誕生日、国籍、配偶者の有無、子の有無、等)については聞くことはタブーなのですね。
欧米では、そもそも初対面の人にたいしてプライベートに関する質問をすることがタブー視されています。そういう風潮も追い風になりますね。
日本で英語の面接を行う場合でも、このような質問をされた場合は、
上の英文を発してもいいと思います。
質問の答えを言うのは簡単ですが、あなたの個人情報を雇われるかどうかもわからない先方に伝えるリスクも考慮してみてくださいね。
♩ ♩ ♩
では、本日のフレーズは以下↓
show someone the ropes
でござい。
このイディオム、意味は「やり方を教える」「作業の方法を教える」
と、仕事場などでよく使われる一言です。あと、「社内を案内する(オリエンテーション)」という時も使えます。
A: Bob, this is Kathy. She's new here. Can you show her the ropes?
B: No problem. I will keep her up to speed*.
*be up to speed - 現状を知る・把握する(=現状に対応できる状態になる)
航海や海事で欠かせないロープ(縄)、これが起源だそうな。
ちなみに、縄の結び目という意味の knot(ノット)、これは航海・
海事では測程線の結節(時速1852m) を言います。って、
なんだかトリビアになっちゃったけど。。。苦笑
It's April. Do you have some new staff working with you?
Did you show them the ropes? Are they up to speed?
BGM:
Creepin' In - Norah Jones
Seven Swans - Sufjan Stevens
Cinnamon Tree - Esperanza Spalding
You Gotta Be - Des'ree
Happy - Pharrell Williams
これはどの職場での面接でも同じですよね。
あなたに興味があって雇いたいがために面接をするのですもの、
会社への貢献度やあなたの歴史を知りたいのは当然です。
でもですね、してもいい質問としてはいけない質問があるのですね。
これは参考までに。特に北米ではですが、以下の質問は法(差別法)に触れるので、雇用主(面接官)は質問できません(ただし、質問が仕事内容や資格に直結するのであれば違法ではない)。仮に質問されても答える必要が無いです。
以下、質問をリストしますね。
・配偶者の有無
結婚している人としていない人とでは、勤務時間や貢献度に差が出ることもありますが、この質問は被面接者の結婚に関するステータスや性的関心を探ることになります。これは差別にあたるのですね。
・子供の有無
雇用主は仕事への貢献度を知りたくても、子供の有無をストレートに聞くことはできません。でも、「一日に何時間働けるか」「移動を要する仕事だが、仕事以外に責任を背負っていることはあるか」等の質問をされるかもしれません。
**結婚しているから、子供が居るからといった理由で不採用にするのは差別法にあたり、違法となります。仕事以外でも責任を負うことがあっても勤務に差し支えなければ問題ないのです**
・国籍
英語にアクセントがあると、「どこ出身?」このような質問を投げかけられるのはごく自然なことかと思いますが、これは国籍を聞くという個人情報になります。でも、「この国で働く許可はおりているか」という質問はできるのです。
・英語が第一言語かどうか
英語が第一言語かどうかという質問は、面接の場ではできないのです。
でも、言語の堪能度を知るために、面接官は次のような質問ができます。「他に読み・書きができる言語はあるか」
・勤務年数
会社や業界での勤続年数、この質問は、あなたの年齢を知る手がかりとなります。同じように、何年に学校を卒業したかという質問も面接官はできません。誕生日も聞くことは禁じられています。
・宗教上の休日取得の有無
宗教に関する質問は個人情報になるので、このような質問はできません。ただし、「日曜日は働けますか?」という形の質問になります。
・逮捕されたことがあるか
雇用主が被面接者に逮捕歴を聞くことは法律上認められておりません。しかし、受刑経験の有無は聞くことができます。
・負債額の有無
犯罪歴同様、仕事に差し支えが無い限りこのような質問をすることはできません。もし仮にしても、あなたの同意・許可が必要になります。あなたの金銭事情(資産の有無など)についての質問も法律で禁じられています。
他にも差別に当たる違法質問が細かくありますが、まず上記の質問は
違法となっております。
もし質問されても返答する必要はありません。
上記の質問をされても、以下のように返してみるのも一つの手です。
"Could I ask the purpose of your question?"
「質問の目的を聞かせてもらえますか?」
"I don't mean to be rude, but I would rather not answer that question"
「決して無礼な意味ではないのですが、返答を控えさせていただきたいと思います」
"I'm sorry, but do I have to answer that question?"
「失礼ですが、そのご質問にお答えするべきなのでしょうか」
あくまでもあなたの経験や資格を会社に活かすべく、あなたの能力を
知ることが面接の大前提であって、あなたの私生活(誕生日、国籍、配偶者の有無、子の有無、等)については聞くことはタブーなのですね。
欧米では、そもそも初対面の人にたいしてプライベートに関する質問をすることがタブー視されています。そういう風潮も追い風になりますね。
日本で英語の面接を行う場合でも、このような質問をされた場合は、
上の英文を発してもいいと思います。
質問の答えを言うのは簡単ですが、あなたの個人情報を雇われるかどうかもわからない先方に伝えるリスクも考慮してみてくださいね。
♩ ♩ ♩
では、本日のフレーズは以下↓
show someone the ropes
でござい。
このイディオム、意味は「やり方を教える」「作業の方法を教える」
と、仕事場などでよく使われる一言です。あと、「社内を案内する(オリエンテーション)」という時も使えます。
A: Bob, this is Kathy. She's new here. Can you show her the ropes?
B: No problem. I will keep her up to speed*.
*be up to speed - 現状を知る・把握する(=現状に対応できる状態になる)
航海や海事で欠かせないロープ(縄)、これが起源だそうな。
ちなみに、縄の結び目という意味の knot(ノット)、これは航海・
海事では測程線の結節(時速1852m) を言います。って、
なんだかトリビアになっちゃったけど。。。苦笑
It's April. Do you have some new staff working with you?
Did you show them the ropes? Are they up to speed?
最後にちょいとホッコリなビデオを紹介したいな、と。
http://youtu.be/HB3xM93rXbY
その名も"World's Toughest Job"
ビデオ電話越しに仕事の面接を行っていて、スーツ姿の男性が面接官、様々な人がその仕事の面接を受けているのですが、勤務条件、拘束時間、待遇の話になってそれぞれの被面接者がリアクションするのですが、オチがちゃんとありますよ。
次回は、面接での一般的な質問を紹介していきたいと思います。
Podcast Personality: Kumiko Omoriその名も"World's Toughest Job"
ビデオ電話越しに仕事の面接を行っていて、スーツ姿の男性が面接官、様々な人がその仕事の面接を受けているのですが、勤務条件、拘束時間、待遇の話になってそれぞれの被面接者がリアクションするのですが、オチがちゃんとありますよ。
次回は、面接での一般的な質問を紹介していきたいと思います。
BGM:
Creepin' In - Norah Jones
Seven Swans - Sufjan Stevens
Cinnamon Tree - Esperanza Spalding
You Gotta Be - Des'ree
Happy - Pharrell Williams