2014年05月05日

スタッフ - Staff と Stuff



少し前にスパゲティのレストランに行きまして。

サラダを注文したら、「サラーダー (rの発音)」との発音で確認されて、
一瞬サラダだとわからずに、Saladって言ったらOkay, sarada~って返されて、二度目のやり取りで、「あ、このお姉さんはサラダって言ってる!」と認識したのですねぇ。

なかなか発音がわからないとこれまたミスコミュニケーションしちゃうんだなぁと
痛感したやり取りでした。汗



というわけで、本日のPodcastは発音コーナーです^_^

昔ね、いわゆる「スタッフ」Staff と Stuffの発音の違いの認識ができなくて。
まずはじめは音も一緒だから意味も同じかと思ってましてね。

今回はStaff / Stuff の意味の違いと、a と u の発音の違いに着目してみました。

まず、意味ね。

Staff は、従業員 (employee) I'm a staff here. 
Stuffは、物・事 (items / things) You should know these stuff.
この2単語の母音、A と U の違い以外は綴りは一緒。
でも上にも述べた通り、同じ名詞でも意味がやはり違うのですね。
たいていの場合は使う場所や脈略で多少発音がしづらくても汲み取ってくれるでしょう。
でもあからさまに staff/stuffの違いが全く無いと、それはそれでちょっと困りものと
なります。聞き手が「?」となりかねません。

ここは、しっかり違いを発音できるようになってスムーズに発音してみるのを
ゴールに置きましょう!

コツはズバリA と U の違いをしっかり認識するのみ!

というわけで、徹底的に練習していきますよ。
Podcastを聞いてくれているのであれば、誰もいない部屋でしっかり発声できる所で
練習してみましょう!


~ A と U の違い ~
ここでは、Aは「エとアの間」の音 (発音記号はこちら→æ 
そしてUは「空洞のア」の音 (発音記号はこちら→ʌ

個体として発音すると結構明確に母音の発音が違うのがわかるかと思います。
A と U の違い、聞いてみましょう。そして、リピートしてみましょう!

では、Staff - Stuff を三段階発音で一緒に繰り返してみましょうね。

同じく以下の(日本語では同じ文字で表記される)単語も三段階発音で一緒に
繰り返してみましょう。

まずは、Aがある単語から。
そして、Uがある単語。
次に、両方を二度すつ。

①「ラック」lack - luck

②「バック」back - buck

③「バット」bat - but

④「マッド」mad - mud

⑤「サム」Sam - sum

では、違う単語でトライ!

⑥「ハット」 hat - hut

⑦「ハッスル」 hassle - hustle 

⑧「タミー」Tammy - tummy

⑨「ハッシュ」hash - hush

⑩「スタック」stack - stuck


では、ショートフレーズでちょっと練習してみましょうか。
一度目は聞いてみて、二度目はリピートしてみてくださいね。

① We lack in human resources. -- Good luck!

② He came back. -- I have a buck on me.

③ Swing that bat! -- It was sunny yesterday but not now.

④ My mum is mad. -- There's a mud.  Be careful.

⑤ Sam, can you come here? -- The sum is wrong.

 I'm wearing a hat. -- They're staying a hut.

⑦ Please stop hassling me! -- Don't hustle through in the train.

⑧ Ask Tammy for an answer. -- My tummy hurts.

⑨ We had some hash potatoes. -- Hush, someone is coming!

⑩ I ate some pancake stacks. -- I got stuck in traffic. 

では、クイズ!

Podcastにて単語10個を発音します。
1番から10番までを聞き当ててくださいね。
答えはコメントに残してみましょう!
回答は次回ブログの冒頭にて開示します☆

♩ ♩ ♩

さて、ここで、再び staff - stuff を言ってみましょうか?
どうかな?多少の違いが認識できるといいな・・・。

このPodcastを何度も聞いてぜひ練習して欲しいです(^^)

ちなみに、北米ではあまり使われないけどイギリス・オーストラリアでは
"Stuff" を用いたこんな表現もありますよ。

"Stuff it / them" →  「もういいよ!」「放っておこう」 「どうだっていい」
"I cannot finish my paper tonight..... stuff it, let's go out"

"Stuff you!" → 「最低!」「あんななんか!」


と、こんな具合ですね。
作業していたときに誰かから小休憩を誘われたときとか、"Well, stuff it.  I'll do this later" 
みたいな感じで使うことがしばしばあります。

Hope this was a good stuff (^^)


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posted by 大森くみこ at 12:39| バンクーバー ☔| Comment(0) | 発音タイム | 更新情報をチェックする
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